北海道亜臨界肥料流通機構は、下水道汚泥の処理資源化に困窮している国内自治体市町村を支援するため、
工場建設元請企業を北海電気工事㈱とする建設受注体制を構築し、現在、工場建設設計書の作成に入っています。
時あたかも、日本政府は、下水道汚泥の資源化を促進するため改正法律を公布しました。
北海道亜臨界肥料流通機構の試みは、時機を得たものとなっています。
当北海道資源循環研究所東京支部の女性スタッフも、機構に負けじと、11月13日、下水道を所管する国土交通省に下水道汚泥を原料とした亜臨界アミノ酸液肥化事業の有効性について説明に上がりました。
9月に取り上げていただいた下水道汚泥亜臨界肥料化「読売新聞記事」も持参し説明したそうです。
下水道汚泥を原料とする亜臨界アミノ酸肥料は、水産廃棄物を原料とするそれよりも、栽培効果が高いこと
が、各地の研究機関、農家で証明されています。
当北海道資源循環研究所も、北海道亜臨界肥料流通機構亜臨界アミノ酸液肥化工場建設受注室と連携を深め、下水道汚泥亜臨界肥料の有用性を道内外に発信して参ります。
関心のある自治体、市民、農家、企業の皆さんのご一報をお待ちしています。
北海道電力㈱を親会社とする北海電気工事㈱(資本金17億円、職員約1300名)さんが、10月13日、当北海道資源循環研究所が主宰する亜臨界肥料化共同研究開発企業協議会に加盟しました。
今年、春の㈱全国亜臨界肥料管理機構に続いての加盟で、同協議会加盟企業は、これで8社となりました。
生ごみ等のバイオマス廃棄物の亜臨界アミノ酸液肥化技術の開発向上を通じて、地域の健康な循環社会構築のため、市民、農家、自治体の皆さんと共に、8社、頑張って参ります。
北海電気工事㈱さんには、亜臨界肥料化工場建設部門で頑張って頂きます。
同時に、北海電気工事㈱さんは、亜臨界肥料普及を担う北海道亜臨界肥料流通機構にも加盟されました。
機構では、会員の農家、市民、企業の皆さんと共に、自治体市町村の亜臨界アミノ酸液肥化事業導入支援活動を具体的に開始して行く事になります。
活躍を期待します。
① 下水道汚泥亜臨界肥料化工場建設仕様
② 下水道汚泥亜臨界肥料製造コスト
③ 亜臨界アミノ酸液肥及び下水道汚泥亜臨界肥料の農家購入調査
④ 下水道汚泥亜臨界肥料化導入に係る自治体市町村の収益
日時 平成26年12月7日(日)
場所 白老町公民会館
亜臨界液肥化技術に関わりのある技術者や実際に亜臨界アミノ酸液肥を使用している農家の方等を迎え、以下5点をテーマにパネルディスカッションを行いました。また、「ecoリサイクルセンター白老」の再稼働案も提示させていただきました。再稼働案の提言は、こちら。
(1)裁判提訴中の西いぶり広域連合の「メルトタワー21」問題対策
(2)Cd含有ほたてウロ処理・資源化問題対策
(3)ビノス貝等水産廃棄物の処理問題
(4)白老町役場「ecoリサイクルセンター白老」
(5)伊達地方の農家、白老町肉牛牧草地の肥料、燃料費高騰
同じ胆振管内の農林水産省施設では、全国に先駆け、亜臨界水処理施設を円滑に稼働させています。白老町「ecoリサイクルセンター白老」もこれに続いていただきたいものです。
胆振地方が、全国の亜臨界肥料化事業の先進地となることを期待しています。
「ecoリサイクルセンター白老」の再稼働案に関して、現在、連載記事でお届けしています。
パネラーの方々(亜臨界肥料化・固形燃料化技術に関連する各分野の技術専門家や農家の方達です)
_________________________________________________
日時 平成26年12月4日(木) 18時〜
場所 とかちプラザ
液肥販売の最大手である(株)OATアグリオから、液肥栽培のプロである三好氏をお迎えし、アミノ酸液肥と亜臨界アミノ酸液肥の使用方法などについて講演いただき、質疑応答も行いました。
三好氏の他、実際に亜臨界アミノ酸液肥を使用し効果を上げている旭川農家の田口さん、農業コンサルタント、固形燃料化事業の有識者などもお迎えし、パネルディスカッションを行いました。
十勝地方バイオマスリサイクル研究会参加希望者も集まり、研究会設立が確認されました。
晴天の地が多い十勝地方。固形燃料化事業で、安い価格で燃料調達し、冬期のビニール栽培が盛んになれば、十勝地方の一助になれるのではないか、そんな思いを抱き、札幌に戻って参りました。
_________________________________________________
日時 平成26年11月13日(木)
場所 JAあさひかわ旭正支所
旭川農家の田口一昌さんが発起人となり、多くの地元農家の方々にお集りいただきました。
北海道では、岩見沢、札幌に続き3回目の開催となり、この説明会の様子は、翌日、建設新聞に取り上げてられました。
今回は、北海道亜臨界肥料流通機構代表理事の飯澤理一郎代表(北海道大学農学部名誉教授)にもお話いただきました。
また、実際に亜臨界アミノ酸液肥を使用している北海道亜臨界肥料流通機構上川地区支部長の田口一昌さんからは、使用効果などについて説明があり、地域の廃棄物から亜臨界アミノ酸液肥を製造し、栽培効果の高い当液肥を地域の農家さんに安価に供給するべく、亜臨界アミノ酸液肥化工場建設の働きかけを地元旭川市に訴えていく事が提言され、これに賛同する農家の方々で、研究会が設置されることになりました。
当事業に意欲を持つ農家さんが多くいらっしゃることを嬉しく思うとともに、バックアップの重要性を再認識しています。
<講演者:北海道亜臨界肥料流通機構 上川地区支部長 田口一昌さん>
<北海道亜臨界肥料流通機構 飯澤理一郎代表理事(北大農学部名誉教授)>
<北海道資源循環研究所 橋本理事長>
_________________________________________________
日時 平成26年10月31日(金)
場所 豊橋市総合体育館
当研究所と地域間連携を結んでいる公益財団法人浜松地域イノベーション推進機構主催の標記セミナーで、当理事長の橋本が講演を行いました。
今年5月の浜松での講演に続き、東海地方では2回目の講演となります。
前回と同様にアミノ酸液肥化事業についてお話ししましたが、今回、固形燃料化事業について、初めてご紹介いたしました。
北海道よりも温暖な東海地方ですが、冬期の冷え込みにより、ビニール栽培の暖房費高騰に苦慮している農家さんが多いとの事。当研究所が提案する廃棄物から固形燃料を製造し、農家さんに安価に供給する【固形燃料化事業】が、農家さんの負担軽減に繋がる事ができればとの思いです。
当日は、多くの地元企業の方々、農業関係者の方々にご参加いただき、このセミナー内容については、後日、中日新聞にも取り上げられました。
浜松から車を走らせて豊橋まで来て下さった前回参加者の方もいらっしゃって、北海道で研究開発を行った亜臨界アミノ酸液肥化事業に、北海道から遠く離れた東海地方で関心を持っていただくことは、とても光栄なことです。
今後一層、浜松・東三河地区との連携を強め、資源循環事業の支援を行って参ります。
_________________________________________________
日時 平成26年5月27日(火)
場所 浜松商工会議所
当研究所理事長の橋本が上記テーマにて講演を行いました。
当日は20名の方に参加頂き、予定時間を超えるほどの活発な議論が交わされました。
また、参加者アンケートにより、亜臨界アミノ酸液肥への関心の高さを確認する事もできました。
有意義な機会を提供下さった主催の(公財)浜松地域イノベーション推進機構に感謝申し上げます。
<講演終了後の参加者アンケートより>
・亜臨界アミノ酸液肥に関心のある方 90%
・亜臨界アミノ酸液肥化事業に何らかの形で参加を希望する方 75%
<講演を行った理事長の感想です>
冷害に強いため寒冷地での使用に適しているアミノ酸液肥だが、従前のアミノ酸液肥が高価で普及が進んでおらず、北海道では認知度が10%程度と低い状況です。
今回、講演で伺った東海地方は、恵まれた温暖な気候であることから、アミノ酸液肥を知らない方が多いのではないかと不安でしたが、参加者の60%の方がご存知であったり、市役所、JA、農家さんなどの積極的な姿勢も頼もしく感じ、勉強熱心な地域であるとの前評判通りでした。
講演を早めに終え、意見交換の時間を長く持ちましたが、当該地域にも様々な課題があり、その解決策として当研究所が研究開発した「亜臨界アミノ酸液肥」への高い関心、また、たくさんの意見と期待が寄せられた事は非常に嬉しいものでした。
また、三河地区を訪問して、ビニールハウス用暖房費の高騰が、農業経営を圧迫している現状を知りり、温暖な地域なので、暖房問題があるとは意外でした。
この問題を目にし、私が手掛けた「札幌市役所のごみ固形燃料化工場」を、即、思いつきました。
札幌市のごみ固形燃料化工場は、平成元年から稼働しており、現在も地域暖房会社に低価格で供給していますが、TPPで揺れている道内・道外の農村に、低価格亜臨界アミノ酸液肥ばかりでなく、この「ごみ固形燃料」を低価格で供給する仕組みが作れないか。
その必要性を感じ、北海道に帰ってきました。
現在、ビニールハウス用ごみ固形燃料化事業について、旭川地方の農家さん、JAと浜松市ボイラー企業と協議を開始しているので、次回の東海地方での説明会には、亜臨界アミノ酸液肥ばかりではなく、ビニールハウス用ごみ固形燃料化事業についてもご紹介できればと考えているところです。
<講演の様子>
講師
特定非営利活動法人
北海道資源循環研究所 理事長 橋本昭夫
当日のセミナー風景
当日のセミナー風景
______________________________________________
日時 平成26年3月26日
場所 札幌市役所
当理事長の橋本は、札幌市役所の初代リサイクル指導課長であったが、当時、微生物による家庭生ごみの堆肥化は、分別が徹底されていないことから廃プラスチックや異物が完全除去されず、農家に迷惑をかけるとの観点で、断念せざるを得なかった。
現在でも、分別が徹底されにくい大都市において、家庭生ごみを堆肥化している自治体は、ない。
しかし、今回、亜臨界水処理技術を用いることで、家庭生ごみから廃プラスチックや異物の完全除去に成功、また、高濃度のアミノ酸液肥製造開発に成功した。
このため、札幌市に家庭生ごみの亜臨界アミノ酸液肥化について提案を行った。
______________________________________________
北海道亜臨界肥料流通機構(代表:飯澤理一郎北大名誉教授)事務局会議の開催
日時 平成25年12月9日
場所 札幌市(エルプラザ)
議題 平成26年度事業計画
・機構体制の見直し
・会員の亜臨界アミノ酸液肥の販売支援方法について
・自治体が建設する亜臨界アミノ酸液肥化工場の管理運営受託について
・平成26年度第1回北海道亜臨界肥料流通機構全体会議開催を決定
平成26年1月25日(土) 北大農学部
______________________________________________
亜臨界肥料化共同研究開発企業協議会加盟企業が製造する亜臨界アミノ酸液肥の品質チエック体制の確保のため、機構設立準備に入りました。
亜臨界肥料化共同研究開発企業協議会加盟企業が製造する亜臨界アミノ酸液肥の品質チエック体制の確保のため、機構設立準備に入りました。
______________________________________________
国内有数の肥料メーカーが、亜臨界肥料化共同研究開発企業協議会に加盟。
参加企業は5社になりました。
肥料メーカーとしては、初めてです。
亜臨界アミノ酸液肥の品質向上を目指して、開発に着手していまして、活躍を期待されています。
道央地区自治体による堆肥化工場建設計画に、東京の装置企業が家庭生ごみ亜臨界アミノ酸液肥化を提案。
現在、当研究所及び亜臨界肥料化協議会、北海道亜臨界肥料流通機構に支援要請がきています。
支援のあり方について検討を開始しました。
______________________________________________
環境省主催の環境カウンセラー研修会で家庭生ごみの亜臨界アミノ酸事業化発表
日時 平成25年12月7日
場所 札幌市(建設会館)
資料 添付
受講者からの反応
・家庭生ごみを原料として高価なアミノ酸液肥が製造出来る報告にカウンセラーから驚きの声
・アミノ酸の作物吸収水システムにも関心が出ていました。
______________________________________________
平成22 年度廃棄物資源循環学会北海道支部セミナー
「北海道における発生抑制・資源循環・廃棄物処理に関する取り組みの紹介」
1.開催日時 平成22年12月4日(土) 13:30~17:30
2.場 所 北海道大学工学部オープンホール(工学部B21教室)
_______________________________________________
日 時: 7月29日(金)午後3時〜 (約2時間)
場 所: 岩見沢市コミュニティプラザ2階B
内 容: ■(材)日本技術士会北海道支部・資源・環境・健康分科会が岩見沢市等に行った「提言」の説明
■南空知における家庭生ごみ亜臨界肥料化の可能性について(シンポジウム形式)
■意見交換
参加費: 無料
________________________________________________