<12月7日(日)>
第5回「胆振バイオマス・リサイクル事業の展望」IN北海道が、胆振管内白老町で開催されました。
家庭可燃ごみの受け入れを中止している白老町の「ecoリサイクルセンター白老」の再稼働案が、下記のように提案されました。
5人の専門家によるパネルデスカッションが行われ、会場参加者の今後の「ecoリサイクルセンター白老」の在り方について熱い意見交換が行われました。
<12月9日(火)>
「ecoリサイクルセンター白老」再稼働案の、不良燃料500t(再生費用年間1億円)の道内各地での融雪剤等への使用について、各地域から可能との報告がありました。
これにより、「ecoリサイクルセンター白老」再稼働の実現性は、大きくなりました。
「ecoリサイクルセンター白老」は、以下のように、白老町ばかりでなく、西胆振地域のごみ処理・資源化問題解決に寄与する可能性も出てきました。
同じく胆振管内にある農林水産省施設では、亜臨界肥料化施設が円滑に稼働しています。
この施設を参考に、「ecoリサイクルセンター」の再稼働のあり方を議論していただきたいと思います。
市民、農家、漁師の皆様の今後の議論を注目します。
皆様の熱い思いが、議会、役所を動かしていきます。
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白老町「ECOリサイクルセンター白老」の亜臨界水処理装置の再稼働案につきまして
平成26年11月末
北海道白老町役場の施設である「ecoリサイクルセンター白老」は、農林水産省の補助金も入り建設された施設で、全国でも珍しい亜臨界アミノ酸液肥を製造できる亜臨界水装置を有する、大変価値の高い施設です。
しかしながら、現在、当装置は稼働されていない状況にあります。
当研究所は、この施設で亜臨界アミノ酸液肥の製造し、地域循環に寄与することを提案しています。
当施設の再稼働を期待していますが、当研究所としても、平成26年12月初旬に再稼働案を発表させていただきます。
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【北海道資源循環研究所の自治体市町村によるごみ資源化事業導入への基本的スタンス】
バイオマスリサイクル製品である固形燃料、亜臨界アミノ酸液肥は、地元農家等に大きな
経済的利益を与えるものと考えています。
北海道資源循環研究所の役割は、現在、知られていないこのリサイクル情報をまず、地元農家市民 に伝えていく事であると考えています。
このためにも、北海道内外で、説明会を開催しています。(詳細はこちら)
このリサイクル情報を得て、農家・市民の皆さんがどう動くかを注目します。
地元農家、市民の方が、このリサイクル情報を得て、ごみ処理の法的責任のある自治体市町村に
ごみ処理でなく当該資源化事業導入を働き掛ける活動を起こすか?注目して参ります。
併せて、当北海道資源循環研究所に支援要請がある場合には、喜んで、技術的支援をさせて
いただきます。
自治体市町村任せでは、地元のこれ等の資源化事業は成立しません。
地域の資源化事業の主体は、市民・農家の皆さんです。
市民・農家の皆様が、地元自治体市町村を動かしてください。
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